痛みを感じない少女
昔、テレビ番組の中で「痛みを感じない少女」
というのが取り上げられてて印象的だったのでよく思い出します。
遊んでて2階から落ちて足を骨折しても「痛くない」。
ぜんぜん泣きもしないし、だから母親も異変になかなか気付けない。
火傷をしても熱いことに気付けないから、
周囲が気付く頃には相当な重傷になってしまうという具合です。
あるときは自分の手を肉が見えるまで噛んだこともあるんだそうです。。
そうやって考えてみると、
「痛いこと」や「辛いこと」はほとんどの人間は好きじゃないし
なるべく避けたいことではあるけども、
逆に痛みを感じる機能が無くなっちゃうことはそれは危険だし
相当恐ろしいことだなと思うんです。
痛みを感じたり、苦しんだり、恐怖を感じたりするのは
人間の身体がすごく正常に機能してる一つの証拠でもあります。
軌道修正を促してくれるし、限界を知らせてくれます。
それらは「痛めつけるため」じゃなく、
僕らの身体を「守るため」に備わってる、
そう考えてみるときも必要かもしれないですよね。
多くの人はハッピーエンドが好きです。
「痛みを感じる自分」にはいろいろとできることがある。
そこに注目すれば、悲劇だってすばらしいストーリーに変えていけるんです。
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