ベジタリアンになって汚れていくものとはなんでしょう?

ったいないと思うことがあります。

ベジタリアンになって、せっかく「身体」がきれいになっていくのに

それと平行して、「心」を怒りや憎しみで汚していく人を多く見かけるからです。

 

たぶん動物の不当な扱いを目の当たりにしたり、

大きな利権のあるところで不道徳だと感じる行いがされてるのを発見したりするからだと思います。

そして「自分は、それに関わっていない「善」で、彼らは敵だ」と言います。

でも本当にすべてのことが冷静に見えてるなら

次のようなことにも目がいくはずじゃないでしょうか。

 

お肉を食べて元気に仕事をしている人たちが作った電化製品、家具、住まい、

それから肉食産業で大きくお金を得ている国自体にお世話になっていること。

自分の過去や両親、おじいちゃんおばあちゃん、前の世代も、そういった社会作りの一員であったこと。

野菜を買うのに八百屋ではなくスーパーを利用するなら、

あなたたちの言うところの「動物殺しに加担している企業」にお金を払っているということ。

 

そんなことを言うと、

「それは極論だ、一人一人ができる限りのことをすればいいんだ」

と言う人がいますよね。じゃあ聞きますが、

何パーセント肉食をやめれば人に暴言を吐いてもフェアなんでしょうか?

 

僕はこういう問題は連帯責任だと思ってます。

食品業界は単純に売れるものを作ってるだけだし。

その生き残りをしなかったら自分の妻や子供を守っていけない。

僕たち消費者が「味がOKで安いもの」に

考えもなしに飛びついてきたことが、

結果としてコストを切り詰めさせ、しわ寄せは動物たちに行くことになりました。

あの屠殺ビデオの中の牛の苦しみを生んだんです。

無知だったんです。

今の現実っていうのは今までに蒔いた種に対する実りです。

 

テレビ業界にしたって、

その現実に気が付いて「裏の真実はこうなんだ」と

今すぐ世に広めたがってるプロデューサーもいるかもしれないですよね。

でも彼にだって守るべき家族がいて、

多くの部下やスタッフにも守るべき家族、愛する子供たちがいます。

そんなどうしようもない葛藤の中にある人だっているんでしょう。

 

できることは

そんな思いを自分の子供や孫たちの世代にさせないためにも

今、愛のある種を蒔くことです。実りを得るまでには時間もかかります。

そしてあらゆる人のことを待つことも愛です。

たとえば小学生の子供がいて、その子がまだ親ごころを理解しないからって

「おまえはろくでなしや!人間として最悪や!」とは言わないでしょう。

 

はじめの話に戻りますね、

「心」を怒りや憎しみで汚していく人を多く見かけると

僕はもったいないなって思うんです。

誰かが言うように、「ベジタリアン」ってのは

【ベジタブル=野菜】からじゃなくて

【ベジタス=生命力に溢れた・健全な】から派生した名前らしいじゃないですか。

本来は健全な精神を実践できるすばらしいライフスタイルだと思うんです。

 

大人でも子供でも男性でも女性でも、誰でも、

今まさに怒っている人とは対等に話し合うことはできないものです。

感情にまかせて行動して上手くいくためしなんてのはほとんどないはずなんです。

 

怒りを人にぶつける度に

あなたは新たに1人の敵を作ることになります。

「これ以上動物が苦しむのを見たくない」

という人には特にそういう選択はしてほしくないです。

敵・味方という考え方は溝を深めて、

さらなる犠牲を生むかもしれません。

目の前の1匹を助けることが原因となって、

後に新たな1万匹が犠牲になることだって起こり得ます。

ベストを尽くすには、

感情に流されず、その状況を本当によく観察することだと思います。

できるなら、そのすばらしいライフスタイルでもって

いつも新たに友達を作ってほしいんです。

友達ならあなたの訴えも真剣に聞いてくれるでしょうから。

 

実はベジーズJPを立ち上げた当初、

【人の倫理観に強く訴えかける屠殺映像やその他をアップするコーナー】を

設けようかなと一瞬考えてました。

でもやめたんです。

肉食はどれだけ身体に悪いか

動物はどんなひどい殺され方をしているか

っていう情報も今のところ取り扱っていません。

その理由をわかってくれる人が1人でもいたら僕はとても嬉しいんですけどね。

 

2 返信
  1. は~る says:

    初めまして。完全なベジタリアンではありません。多分なんちゃってベジタリアンという部類に入ると思います。以前自分のブログ(特にベジ話題がテーマのブログではありません)に「最近菜食を心がけてます」という話題を書いたら、見知らぬ人に「自分は動物に対する敬意を持ってやっている。あなたのように軽々しくされるのは不快です。」というコメントをつけられました。以後怖くて、表だって菜食を心がけてるということを言えなくなりました。菜食という習慣はあらゆる観点からとても良いと思うのに、やってる人は攻撃的な人が多くて怖い…と思ってたので、編集長さんのこの記事はとても嬉しかったです。

    返信
  2. ヴィーガンなのに肉体改造 says:

    は〜るさんのコメントわからんでもないですね。私は、以前に本当に動物の権利を守るためにお仕事されてる方とお会いする機会がありました。その人達が言うには、簡単にアニマルライツを名乗る人が多くて迷惑してるということ。これはは〜るさんが間違ってると言いたいわけではなくて、は〜るさんに文句を言ってきた中途半端なアニマルライツが多くて迷惑だと言いたいのです。編集長はアフォな映像や写真を載せないということは、その方々にとっても大事なことだと思います。世の中の流れを理解せずに、ただ単に世の中へ対して不満をぶちまけるだけの行動は何の解決にもならないということです。は〜るさんは気にせずに菜食を心がけるべきですよ。

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