ヴィーガンは頑固? or 意志が強い。
このあいだ新しく知り合った友人Kさんを交えて居酒屋で飲んでたときの話です。
「野菜全般を食べると口の中がかゆくなってきてダメ」なんだそうです。
Kさんはサラダも漬け物も手をつけられませんでした。
僕は、「僕とまったく正反対じゃないですか」と笑って話しながら
「世の中にはそんな人もいるんやなあ」と思いながら、
これは貴重な経験やなあとも考えてました。。
普段そういう席だと、
肉・魚・卵・乳が入ってるものを食べようとしない僕は
いつも周りに気を使わせるばかりで、(少人数のときは特に!!)
相手の立場での気持ちは、想像はできても経験はしたことはありませんでした。
(想像と経験での実感が大違いだというのは経験済みなつもりなんですけどね)
自分が食べるものを相手が食べられない、という関係。
これは、いつもの席なら相手側に感じさせてしまってる感覚なんやなあ。。
と。
「これ、おいしいですよねえ!」と言い合うこともほぼできない。
たぶんほとんどのヴィーガン、ベジタリアンの人は思ってるはず。
「そりゃあできるならどんな人とも楽しく食事を共有したい!」と。
外食のメニューやコンビニ・スーパーなどの弁当の
たとえば50%くらいがヴィーガン対応なら、
そんな対人関係の悩みもないと思います。
でも今の現実はそうじゃない。だからって
友人や会社の上司に気を使わせたくないからと肉を食べるか
っていったら食べたくないわけです。
これは他人のことを尊重していないわけじゃないというのは、
当事者じゃないと分からない感覚かもしれないですが。。
「頑固」と「意志が強い」は表裏一体だというのを読んだことがあります。
その分かれ道は
「心を閉ざしている」か「心を開いているか」だと。
人を遮断して自分の価値観に固執してるならあなたは頑固だと言えます。
でも「頑固」と「意志が強い」は紙一重。
「頑固」な人も、自分と意見の違う人たちとの関わり合いに
喜びを感じてハートを開くことで、
強い信念で自分の人生を歩める「意志の強い」人に変わることができるんです。
人に嫌われてまでベジタリアン、ヴィーガンをやってる人ってのは
みんなすごく意志が強い、あるいはそんな素質がある人なんですよね。
現状はまだ大勢と充分に食事を共有できないのは悲しいことですけど、
その分、会話をあたたかくできたらとてもいいなと思います。
それでも結局、人と食事するときはいつも気の使い合いなんですけどね(笑)
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